- 2026年3月8日
- 2026年3月9日
発達障害の人が疲れやすい理由とは?精神科専門医が解説
発達障害の人が疲れやすい理由
精神科専門医が解説
外来で発達特性の相談を受けていると、
「人と会うとすごく疲れる」
「仕事が終わるとぐったりしてしまう」
「普通に生活しているだけなのに疲れやすい」
といった声を聞くことがあります。
発達障害(ADHDやASD)の方の中には、日常生活の中で強い疲れを感じやすい方がいます。
これは本人の努力不足ではなく、特性による影響が関係していることがあります。
ここでは、発達障害の方が疲れやすい理由について説明します。
情報量が多く処理に負担がかかる
発達特性のある方は、周囲の情報を細かく受け取りやすいことがあります。
例えば
・周囲の音
・人の動き
・会話の内容
など、さまざまな刺激が同時に入ってきます。
そのため、脳が多くの情報を処理する必要があり、疲れやすくなることがあります。
人間関係で気を使いすぎてしまう
人との関わり方に難しさを感じている方は、会話の場面で強い緊張を感じることがあります。
「今の発言は大丈夫だっただろうか」
「相手の気持ちはどうだろう」
と常に考えながら会話をしていると、想像以上にエネルギーを使います。
その結果、人と会ったあとに強い疲れを感じることがあります。
感覚の敏感さ
ASDの方の中には、音や光などの刺激に敏感な方もいます。
例えば
・人混み
・騒がしい場所
・強い光
などが続くと、強い疲労感につながることがあります。
周囲に合わせる努力を続けている
発達特性のある方の中には、周囲に合わせるために多くの努力をしている方もいます。
いわゆる「頑張りすぎている状態」です。
外から見ると問題なく生活しているように見えても、本人は強い負担を感じていることがあります。
失敗への不安
過去の経験から、
「またミスをするのではないか」
「迷惑をかけてしまうのではないか」
といった不安を抱えている方もいます。
このような緊張が続くことも、疲れやすさにつながることがあります。
特性を理解することが大切
発達特性による疲れやすさは、本人の努力不足ではありません。
自分の特性を理解することで
生活の工夫
環境調整
休息の取り方
などが見えてくることもあります。
気になる場合は相談を
「なぜか疲れやすい」
「日常生活での負担が大きい」
と感じている場合、発達特性が関係していることもあります。
一度整理してみることで、生活が少し楽になることもあります。
当院は当日受診かつオンライン診療も受け入れております。
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新宿駅前こころと発達のクリニック
院長 坂田晃浩
日本精神神経学会 精神科専門医
日本医師会認定産業医
認知症サポート医