- 2026年3月8日
- 2026年3月9日
睡眠障害とは?眠れない原因と受診の目安を精神科専門医が解説
「なかなか寝つけない」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝早く目が覚めてしまう」
このような睡眠の悩みを抱えている方は少なくありません。日本では成人の約20%が何らかの不眠症状を抱えていると言われています。
睡眠の問題は放置してしまうことも多いですが、実は心や体の不調と深く関係していることが多いため、早めに対処することが大切です。
今回は睡眠障害について、精神科専門医の立場からわかりやすく解説します。
睡眠障害とは
睡眠障害とは、眠れない、眠りすぎる、睡眠のリズムが乱れるなど、睡眠に関するさまざまな問題の総称です。
代表的なものには次のようなものがあります。
不眠症
最も多い睡眠障害です。
- 寝つきが悪い(入眠困難)
- 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- 朝早く目が覚める(早朝覚醒)
- ぐっすり眠った感じがしない
こうした状態が続き、日中の生活に支障が出ている状態を指します。
過眠症
十分に寝ているはずなのに、日中に強い眠気が出る状態です。仕事や運転に支障が出ることもあります。
概日リズム睡眠障害
体内時計がずれてしまい、
- 夜型で朝起きられない
- 昼夜逆転してしまう
といった状態です。特に学生や若い方、在宅勤務の方に増えています。
睡眠障害の原因
睡眠障害の原因は一つではなく、さまざまな要因が関係します。
ストレス
仕事や人間関係などのストレスは、睡眠に大きく影響します。
不安やうつ症状
不眠はうつ病や不安障害の初期症状として現れることもあります。
生活習慣
- 夜遅くまでスマートフォンを見る
- カフェインの取りすぎ
- 夜型の生活
こうした習慣も睡眠を妨げる原因になります。
発達特性
ADHDやASDの方は、体内リズムの調整が苦手で睡眠の問題が起きやすいことも知られています。
睡眠で困ったときのセルフケア
まずは生活習慣を整えることも重要です。
- 起きる時間を毎日一定にする
- 朝に日光を浴びる
- 寝る前のスマートフォンを控える
- 寝る直前のカフェインを避ける
これらを意識するだけでも、睡眠が改善することがあります。
受診を検討したほうがよいサイン
次のような場合は医療機関への相談をおすすめします。
- 不眠が2週間以上続いている
- 日中の仕事や学校生活に支障が出ている
- 気分の落ち込みや不安がある
- 市販薬では改善しない
睡眠障害は適切な治療で改善することが多い症状です。
当院での睡眠障害の治療
当院では、睡眠の問題に対して
- 生活リズムの調整
- 睡眠衛生の指導
- 必要に応じた薬物療法
などを組み合わせながら治療を行っています。
「睡眠薬に頼りすぎるのが不安」という方も多いですが、状態に応じて適切に使用することで安全に改善を目指すことができます。
眠れない状態を我慢し続けるより、早めに相談することが回復への近道です。
まとめ
睡眠は心と体の健康を支える大切な要素です。
「少し眠れないだけ」と思っていても、放置すると症状が長引くことがあります。
眠りに関するお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
当院は当日受診かつオンライン診療も受け入れております。
予約URL https://melmo-app.com/clinic/692e795b44b5b8ef4bc1515d

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新宿駅前こころと発達のクリニック
院長 坂田晃浩
日本精神神経学会 精神科専門医
日本医師会認定産業医
認知症サポート医