• 2026年3月24日
  • 2026年3月21日

不安症とは?症状・原因・対処法を精神科専門医が解説

「なんとなく不安が続く」
「理由はないのに落ち着かない」

このような状態が続いている場合、**不安症(不安障害)**の可能性があります。
不安は誰にでもある自然な感情ですが、強くなりすぎると日常生活に影響を与えることがあります。

今回は、不安症についてわかりやすく解説します。

不安症とは?

不安症とは、過剰な不安や心配が長期間続き、生活に支障が出る状態を指します。

単なる「心配性」とは異なり、

  • コントロールできない不安
  • 強い身体症状
  • 日常生活への影響

があることが特徴です。

主な症状

不安症では、心と体の両方に症状が現れます。

心の症状

  • 常に不安を感じる
  • 悪いことばかり考えてしまう
  • 落ち着かない
  • 集中できない

体の症状

  • 動悸
  • 息苦しさ
  • めまい
  • 発汗
  • 手の震え

これらは、体が「危険だ」と誤って反応している状態です。

不安症の種類

不安症にはいくつかのタイプがあります。

  • 全般性不安障害:日常のさまざまなことに不安を感じる
  • パニック障害:突然の強い不安発作が起こる
  • 社交不安障害:人前で強い不安を感じる
  • 特定の恐怖症:特定の対象や状況に強い恐怖を感じる

原因はひとつではない

不安症の原因は一つではなく、いくつかの要因が関係しています。

  • ストレス
  • 性格傾向(心配しやすいなど)
  • 環境(仕事・人間関係)
  • 脳の働き

これらが重なることで、不安が強くなると考えられています。

不安症は治るの?

不安症は、適切な治療で改善することが多い病気です。

主な治療には

  • 認知行動療法(考え方の修正)
  • 薬物療法
  • 生活習慣の改善

などがあります。

受診の目安

次のような状態がある場合は、一度相談をおすすめします。

  • 不安が2週間以上続く
  • 日常生活に支障が出ている
  • 体の症状がつらい
  • 自分でコントロールできない

まとめ

不安症は

  • 誰にでも起こりうる
  • 体の症状としても現れる
  • 適切な治療で改善が期待できる

という特徴があります。

「気のせい」と我慢するのではなく、
つらいと感じた時は早めに相談することが大切です。

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新宿駅前こころと発達のクリニック
院長 坂田晃浩
日本精神神経学会 精神科専門医
日本医師会認定産業医
認知症サポート医

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