適応障害

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自分の置かれた社会環境にうまく慣れることができず、不安感や抑うつ気分、不登校、出勤拒否、対人トラブルなど、様々な不都合が出現し、社会生活に支障をきしてしまう疾患です。
とくに、中学校や高校へ進学したとき、就職や転職をしたとき、結婚や離婚などのライフイベントを迎えたときなど、生活環境が大きく変わった際に発症することがよくみられます。

ご承知のとおり、ご本人が「新たな環境にうまく適応しなくては」と思ったとしても、実際の社会ではなかなか思い通りに事が運ばないこともあります。
そのような環境変化によってストレスを強く感じると、適応障害になりやすいと考えられています。

このような方は、適応障害の可能性があります

など

適応障害の治療

適応障害を引き起こす主因は、「患者さまを取り巻くご家族や学校、仕事、地域コミュニティなどの社会環境に合わせなくてはならない」というストレスです。
言い換えますと、ストレスを引き起こしている原因が取り除かれたならば、おおむね6か月ほどで症状が解消することが多いです。
そのため、治療にあたっては、まずストレスの原因となっている環境の改善を目指します。当院の院長は精神科専門医であると同時に産業医資格も有しており、職場環境や業務内容、人間関係など、働く環境を踏まえた専門的な視点からの診療が可能です。
仕事に関するお悩みについても、医学的・社会的な両面からサポートいたします。

一方で、現実的にはすぐに環境を変えることが難しいケースも多いため、必要に応じて薬物療法や精神療法を組み合わせて治療を行います。
薬物療法では、不安や不眠を和らげるお薬や、抑うつ状態を改善するお薬などを症状に応じて使用します。
治療方針は、精神科専門医の院長が患者さまのお話を丁寧に伺いながら決定していきます。
精神療法では、ストレスへの考え方や受け止め方を見直す認知行動療法などを取り入れます。
根本的なストレス因子への対処力を高めることで、症状の改善だけでなく、再発予防にもつながります。