- 2026年6月16日
- 2026年3月29日
自分が我慢すれば大丈夫と無理をしてしまう|精神科専門医がわかりやすく解説
「自分さえ我慢すればうまくいく」
「迷惑をかけるくらいなら無理した方がいい」
そう思って、気づけば限界まで頑張ってしまう――
そんな方は少なくありません。
しかしこの考え方は、
優しさである一方で、心をすり減らしてしまう原因にもなります。
■ なぜ「我慢すれば大丈夫」と思ってしまうのか?
主な理由は以下の通りです👇
① 人に迷惑をかけたくない
責任感が強い人ほど、
👉 「自分が耐えればいい」
👉 「周りに負担をかけたくない」
と考えやすくなります。
② 嫌われることへの不安
断ることで関係が悪くなるのが怖く、
👉 無理なお願いも引き受けてしまう
傾向があります。
③ 自己評価の低さ
「自分は我慢する側」という意識があると、
👉 自分の気持ちを後回しにしてしまう
状態になります。
④ 頑張ることが当たり前になっている
これまでの環境で、
👉 「我慢=正しいこと」
と学習してきた可能性もあります。
■ 放っておくとどうなる?
- 強いストレス
- 不眠・疲労
- 気分の落ち込み
- 突然の限界(燃え尽き)
👉 ある日、急に動けなくなることもあります
■ 実は「優しさの使い方」が偏っている
我慢できる人は、
✔ 優しい
✔ 責任感がある
✔ 周囲を大切にできる
という強みを持っています。
ただし、
👉 自分に対してだけ厳しすぎる状態になっています。
■ 今日からできる対処法
無理を減らすためのポイントです👇
● ① 小さく断る練習
いきなり大きく変えなくてOK
👉 「今回は難しいです」など一言でいい
● ② 「自分も1人の人」と考える
他人と同じように、
👉 自分にも負担の限界がある
と認識することが大切です。
● ③ 我慢のサインに気づく
- 疲れているのに続けている
- 本当は嫌なのに引き受けている
👉 これが「無理しているサイン」です
● ④ 70点でOKにする
完璧にやろうとしない
👉 「これくらいでいい」と許す
■ 受診を考える目安
以下の状態がある場合は相談をおすすめします👇
- 無理を続けて限界を感じている
- 仕事に行けなくなってきた
- 気分の落ち込みが続く
- 眠れない
👉 適応障害やうつ状態が関係していることもあります
■ まとめ
「自分が我慢すれば大丈夫」と思うことは、
✔ 優しさの裏返し
✔ しかし負担が蓄積しやすい
✔ バランスを取ることが大切
無理を続ける前に、
少しだけ自分を優先することが大切です
■ 当院からのご案内
新宿駅すぐの
新宿駅前こころと発達のクリニックでは、
- 適応障害・うつ状態・不安の診療
- カウンセリング対応
- 夜間・土日も診療
「まだ大丈夫」と思っている段階でも大丈夫です。
お気軽にご相談ください。
当日予約オンライン診療対応可能です。
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新宿駅前こころと発達のクリニック
院長 坂田晃浩
日本精神神経学会 精神科専門医
日本医師会認定産業医
認知症サポート医